執筆・医学監修:今西宏明(いまにしクリニック院長・医学博士)
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こんな症状はご相談ください
- 食後や就寝時に胸やけを繰り返す
- 酸っぱいもの・苦いものが上がってくる
- 市販の胃薬を続けても症状が改善しない
のどの違和感や咳を伴う場合もありますが、胃酸の逆流だけが原因とは限りません。どの時間帯に、何をすると症状が出るかをお伝えください。
逆流性食道炎と胃食道逆流症(GERD)
胃の内容物が食道に戻り、つらい症状や食道の粘膜の傷みを生じる病気を胃食道逆流症(GERD)といいます。そのうち、内視鏡で食道粘膜のただれなどが見られるものが逆流性食道炎です。
胸やけがあっても内視鏡でただれが見られない場合もあります。症状だけ、あるいは内視鏡の見た目だけで決めつけず、経過や治療への反応も確認します。
診察と、胃カメラを検討する場面
症状の続き方、食事との関係、服薬、これまでの検査結果を確認します。飲み込みにくさ、体重の減少、黒い便、繰り返す嘔吐などがある場合は、通常の検査予約を待たず早めに受診先へ相談してください。
当院では診察のうえ、必要に応じて経鼻内視鏡を予約します。食道・胃・十二指腸の内側を観察し、炎症や別の病変がないかを確認します。全員に胃カメラを行うわけではありません。
治療と日常生活の見直し
- 食べ過ぎや就寝直前の食事を避ける
- 食後すぐに横になる習慣を見直す
- 症状が出やすい食べ物や飲酒との関係を確認する
- 体重管理が必要な場合は無理のない方法を相談する
一般に、胃酸の分泌を抑える薬と生活習慣の見直しが治療の基本です。薬の種類や期間は症状・検査結果・併用薬に応じて判断します。処方薬を自己判断で増減したり中止したりせず、ご相談ください。
薬を飲んでも続く・繰り返す場合
薬の飲み方や症状の変化、以前の内視鏡所見を確認し、診断と治療方針を見直します。食道の動きなどを調べる専門的な検査が必要な場合は、専門医療機関へご紹介します。
症状が軽くなっても再発することがあります。通院や再検査の間隔は一律ではなく、状態に合わせてご案内します。
横須賀で胸やけをご相談の方へ
まず診察をお受けください。お薬手帳、市販薬の名前、以前の胃カメラの報告書があると診療に役立ちます。検査が必要な場合は、診察後に予約と食事・服薬のご案内をします。
当院の経鼻内視鏡では鎮静剤や運転の妨げになる薬剤を使用しません。詳しい流れは、関連する「胃カメラ・経鼻内視鏡」のページをご覧ください。
OUR APPROACH
外科・肝胆膵診療の経験を、
身近な相談に生かす。
院長の今西宏明は、東京大学の肝胆膵外科・人工臓器移植外科、ミシガン大学の移植外科などで経験を積んできました。現在は横須賀の地域医療の中で、症状や全身状態を踏まえた初期評価にその経験を生かしています。
必要な検査を選び、専門治療や入院での対応が必要と判断した場合には、専門医療機関へつなぎます。
院長の経歴・診療方針
よくあるご質問
胸やけがあれば逆流性食道炎ですか?
必ずしもそうではありません。症状の経過や診察所見、必要な検査から判断します。強い胸痛や息苦しさ、冷や汗がある場合は、通常の外来を待たず119番へ連絡してください。
胃カメラが正常でも胸やけは起こりますか?
粘膜のただれが見られなくても、逆流による症状が出ることがあります。別の原因も含め、症状が続く場合は再度ご相談ください。
胃カメラだけを先に予約できますか?
当院ではまず受診していただき、診察後に検査を予約します。検査の必要性と方法を確認したうえでご案内します。
参考資料
一般的な医学情報の参考資料です。個別の診断や検査方法は、診察のうえで判断します。
